やりたいことの見つけ方

やりたいこと が、あるかどうかで人生の色はだいぶ変わってくる。あるとdramaticに、無いとflatになるだろう。やりたいことがないと、向上心など生まれない。きっと明日は今日と全く同じである。そしてその1日を人生が終わるまで繰り返す。 今生きている人間…

少子化について。

データとして、子供の数が少なくなっているし合計特殊出生率は下がっている。これは客観的事実だ。 ここから個人の意見である。恐らく昔は、子供を産まなければという観念が多くの人に(表立ってないにしても)あった。ここで"恐らく"と言ったのは、この考えは…

告白の方法

いよいよ自分の想いを相手に伝えるとなったとき、告白、をすることになるだろう。そんなとき、どんな伝え方で何を言えば良いか、そんなの誰でも分かるだろうと思われるかもしれないが、実はそうでもない。なにせ、告白は緊張する。改めて何に注意すべきかを…

勇気

題には「勇気」と書いたが、本文で一番はじめに書くべきは「後悔」である。 好きな人といっしょになる第一歩は、同じ時間を共に過ごすことである。それを分かっていて、しかも誘うチャンスがありながら実行できなかった。そんな後悔だ。 なんで、この後一緒…

調子

人間、失敗するときは大概調子に乗っている。頭の中で成功の兆しが現れたときに、ふと喜びや安心が生まれ、それまでの緊張感がほぐされる。と同時に、気が緩むことが多い。気が緩んだことが失敗の直接的原因になることはなくても、なぜか、調子に乗ったとき…

言葉の刃

言葉は時に鋭く人間に突き刺さる。そしてその人を苦しませる。だから言葉を発する人間は、言葉が人間にどんな影響を及ぼすかを想像できなければならない。しかし一人間の想像力など全く矮小なもので、周囲との相互作用なく自己完結的にまとめ上げられた想像…

命を燃やせ

明日は何処へ 行くか知らん 時の刻みは水の滴り 壁の向こうでひとりでに 壁の中で時は進む 我の中の進む時が 今の一部を奪って行く 知らぬ間に奪われた時は 彼方の底へ沈み 手の届かぬ星空となる 輝きはじきにうせ また知らぬ間に意識から遠のく 時に同じく…

悲しみ

私は、生きていると幸せと悲しみを感じる。苦しいことは、幸せだけを感じる瞬間が少ないことで。昔は、1つのことだけ考えて生きていけた。1つのことだけで幸せがあり、悲しみがあった。だから、幸せな時はとことん幸せだったし、悲しい時はとことん悲しか…

夜の灯火

ため息が漏れる。夜は半ばを過ぎ、そろそろ眠りにつかなければなるまい。息は静かに、空気はしんとしていて、我が身はこのまま消えていきそうだ。 自分がこの世に生を受けたことについて、その理由や意義を考えようとすることはきっと無意味だろう。しかし、…

他人

できることも、できぬことも、きっと皆同じくらい。だから、人が人を馬鹿にすることは、これは愚かに違いない。 そのうちに出てくる淡い憧れは、良き友なれど そのうちに出てくる激しい憎しみは、取り巻く蜘蛛の巣。 拭えども、まとわりつく。ただ憎しみと、…

五円玉

レジでお釣りを貰おうとした時、その中に五円玉があったのだが、どうやらその五円玉が汚れていたらしく、レジのおばちゃんが 「あ、これ汚いね、ちょっと待ってね」 と言って、綺麗な五円玉に交換してくれた。それは、とても綺麗な五円玉だった。 その五円玉…

叫び

僕に幸福をください。 これが世の中の当たり前なんでしょうか。 僕は幸福ではありません。むしろきつく苦しいことばかりが次々と降りかかってくる。これが人間の普通の人生なのでしょうか。 周りの人々は、僕よりずっと楽しく生きているように見えます。 こ…

すぐ人生論

辛いことがあるとき、苦しいことがあるとき、どんなことを考えるだろう。僕はこの頃、そんなときすぐに「生きていこう」となる。生きていればなんとかなる、と。だから死ぬな、と。 それは、最高の逃げ言葉だ。でも所詮、逃げ言葉であって、目の前の問題を解…

幸せと、不幸せ

不思議じゃないか。 どうも、幸せと不幸せは休む暇なく訪れる。総量という点では結局等しくなりそうなものだが、しかし、悪いことが起こると悪いことがどんどん立て続けに起こるような気がする。 幸せはどうだろう。僕はどうも、悪いことばっかり頭に残って…

よる

暗い闇に残るのは 淡い幻想と 悲しい願い 光は見えず、ただただ心は深みへ沈み あなたの元へ飛び込みたいけど あなたは遠く、私を見ない 君が何を考えているか 僕のことをどう思っているか 何も分からない。教えてくれ、教えろ。 僕自身、なぜ君を好きかなん…

魔女

恋は、美しいものだろう。人が人を愛すことは、何にも変えがたい大切なことだ。 ただ時々、人は恋心に脅かされる。仮に男がある女に対して恋心を抱いたとき、そして更に恋心に脅かされてしまったとき、男は女のことを『魔女だ』と言うだろう。魔女というのは…

群の表現

1.表現とはなにか 群Gを考えよう。我々は線形代数のことはよく知っているから、群を調べるのにその性質が使えるとありがたい。そこで、まず線型空間Vを考えて、Aut(V)={M ; V→V 全単射}つまりVからVへの全単射全体をとる。これは、「写像の合成」という演算…

香り

スイーツを買おうと、夜11:00くらいのコンビニへ行った。ゆく道筋には、時間帯もあってほとんど人はおらず、少し怖いくらいだった。いつもなら賑わっている小学生の学習塾や広い公園も、人影ひとつなく、何か黒い影がサッと出てくることが頭の中で想像される…

空の色

雨が降った。梅雨であるから、なんの不思議もないが、ずっと青空を見れていない気がする。 昼の空を見上げたとき、どこまでも続く雲であった。それも、ずっと一様で、同じ白色がムラなく広がり、もはや空はもともとこんな白色なのではないかと思わせられた。…

熱が出た。動けずに、寝転がっている。ポカリスウェットは買ってきたから死ぬことはあるまい。だけどやっぱり、寂しい。外は雷雨だ。 横になったり体をもたげたりしながら、夏目漱石の「三四郎」を読んだ。八話。小川三四郎と里見美禰子との間の、感情の妙が…

世も末

夜中のテレビというのは、面白いものが多いけれど、あんまり遅くなりすぎるとそもそも番組が少なくなる。見るものが少なくなってくると、必然的に良質なものに出会う機会が少なくなり、そうなると、世も末な状況が訪れる。 何かするエネルギーもなく、ただテ…

彼氏

僕は男で、好意を抱く相手は女である。もちろん、理由は知らねどそうでない場合があることは認めるし、それがダメだとは言えない。そういう性の話をしようというのではないが。 好意を抱く以上、同じ時間を共に過ごしたいと思うものだ。なんでもいい。ご飯を…

pop的歌詞

うまいこといかない そんなことの繰り返し やり返し突き返したくなる気持ちもわかるけど、そんなわけにも ああ って大文字山の頂上で叫べば チョットはスッキリするかもね でもまた思い返す 今日の失敗、昨日の失敗、失敗失敗 いっっぱいグッバイしたいのに …

青春

青春とは、なんだろう。少なくとも高校生は青春的ななにかの時期を生きているらしい。世間的にはね。 いま大学4年生になって、青春てなんや、と考えてみた。そして今僕は青春の只中にいる気がする。 青春とは、自分を知るためにもがく時期ではあるまいか。 …

苦手な文章

論説、主張、など。そういうのは無理。読めなくはないが、書けない、という意味で。論理を理解できないわけではなさそうだが、自分の中で論理を組み立てていると、はじめの方の段階がすっぽり抜けてしまう。それじゃ、その先の主張はろくなものにならない。 …

君はどう思うか

君はどう思うか。知りたいけど、知れない。知らないほうが、幸せかもね。 デートに行き、少し洒落た店でディナー。その後ぶらぶらと歩き、夜の公園。人気はなく、街の灯りを前に、聞こえるのは虫の声と風の音、それから君の吐息。2人は言葉に詰まる。言葉の…

夜更かし

悪いのは、夜が更けても、夜が更けているような気がしないことである。 夜更かしが悪いとは言わない。夜更かしにはかならず、夜が更けていくとともに感じる外界の静けさや、空の漆黒や、心許なさが伴うもの。しかし今の世の中、テレビや電灯は更ける前の夜と…

恋の苦しみ、愛の悲しみ

恋をすれば、相手のことを考える。自分と相手の関係性を深いものにしたいと、そういう方向に発展させようと、もがく。そのとき常に、頭の中では相手のことを考えている。 そんなとき最もつらいことは、相手にとって自分の存在が、大きくないどころか何でもな…

変な話

僕は、乃木坂46を応援している。一昨年、2016年の3月下旬からだ。一番初めに乃木坂と出会ったのは、ケータイの画面で見た白石麻衣さんの画像だった。その美しさに驚いた記憶がある。 それ以来、乃木坂46にはずいぶんお世話になった。鬱屈とした時には、曲を…

はじめての記憶

僕が生まれたのは片田舎の、といってもそんな山の中という感じでもなく、ある程度の建物群はあるしちょっと歩けばそれなりに車が流れる大通りのある、そんな街に生まれた。生まれてすぐに、父方の祖父母と一緒の家、すなわち二世帯住宅で暮らし始めた。 本当…