できることも、できぬことも、きっと皆同じくらい。だから、人が人を馬鹿にすることは、これは愚かに違いない。
そのうちに出てくる淡い憧れは、良き友なれど
そのうちに出てくる激しい憎しみは、取り巻く蜘蛛の巣。
拭えども、まとわりつく。ただ憎しみと、そこから出てくる尖った言葉とには、少し乖離がある。その間に、私の良心が入り込んできてほしい。ほしいけれど、あんまりにも激しい嫌悪からは、言葉までの間が短い。すると良心の入る隙がなくなる。
全てを愛すことはできない。これは、悲しい。
全てを愛すれば、全てを受け入れられよう。