恋の苦しみ、愛の悲しみ

恋をすれば、相手のことを考える。自分と相手の関係性を深いものにしたいと、そういう方向に発展させようと、もがく。そのとき常に、頭の中では相手のことを考えている。

そんなとき最もつらいことは、相手にとって自分の存在が、大きくないどころか何でもない、つまり無関心な存在であるということだ。これは、つらい。ともすれば「自分はこんなにも貴女のことを考えているのに、どうして貴女は私のことをそんな風にしか思っていないんだ!」と恨みの感情が湧き出ることさえある。これは良くない。だって相手からしてみれば「無関心な相手に突然恨みの感情を向けられる」ことになるから。そんなことは、両者の関係を悪いものにする以外の効果を持たない。

 

対処法は、待つ、それだけ。

 

恋の苦しみである。